1. 氷見 網元の家(濵元家)再開発プロジェクト

氷見の海とともに歩んできた濵元家は、代々漁業を営み、第17代まで継承されてきました。明治43年の氷見・泊の大火で地域一帯が焼失しましたが、大正7年頃に「網元の家」として再建され、築約110年を迎える今も日本の伝統的な古民家の姿を留めています。2024年元日の能登半島地震(氷見地域:震度5)にも耐え抜き、その歴史と強さを物語っています。

 

しかし、経年劣化や地震の影響により補修が必要な箇所が増え、網元としての生業も途絶えた今、個人で維持管理を続けることは困難な時代になりました。

 

そのため、濵元家では「網元の家」を文化財的価値を持つ建築として未来へ繋ぐために、有形登録文化財の申請を目指すとともに、損傷箇所の修復、さらに一棟貸しのラグジュアリーな宿泊空間へのリノベーションを計画しています。

 

本サイトでは、この歴史ある「網元の家」が新たな姿へと生まれ変わる過程や進捗を発信し、皆さまと共有してまいります。

スケジュール:2027年春オープン予定